otokunaga returns

人生の所感およびプログラミングメモ帳

ウエストワールドの紹介と所感

            ウエストワールドという作品を知り合いの方に教えて頂き、

素晴らしすぎたので、本作品の情報共有とともに私自身が考えたことなどをつらつらメモしておきます。

百聞は一見にしかずということで、作品の醍醐味やテーマは、youtubeのプロモーションビデオを観て頂ければ 分かるのではないかと思います。 [embed]https://www.youtube.com/watch?v=Y9su0xwQxoI[/embed]

本作品まず、脚本がクリストファー・ノーランの弟であるジョナサン・ノーランが書いています。 ジョナサン・ノーランの脚本といえば、僕が知っている範囲の作品では「ダークナイト」、「メメント」がありますが、 どちらも素晴らしいストーリーの作品です。 そして、本作品についてもそのストーリーや世界観については、観ていて唸らせられるシーンが何度もあり、 最後まで息を詰めるような思いで視聴しました。 また、制作会社はゲームオブスローンズで有名なHBOが作っており、 巨額な費用がかかっていそうな緻密な舞台をもとに脚本が展開されています。

本作における大きなテーマは、個人的には「人間らしさとは何か?」だと思っています。 アンドロイドがあまりに人間に近づいた時に、何をもって人間とし、何をもってアンドロイドとするのかは 実は近づけば近づくほど領域があいまいになってくるのではないかといったことを考えさせれました。 実際に本作品に出てくるアンドロイドはあまりに人間らしく動き、感情をもってるかのように振る舞います。 アンドロイドについては、実際の俳優が演じているのですが、世界観の作り方のうまさもあって途中から本当にアンドロイドのように見えてきていました。このあたりの演出のうまさも是非一度観て頂ければ分かるかと思います。 このような、人間とアンドロイドに対する倫理観についても、今後AIであったりロボットが一般家庭に普及してくると考えないといけないポイントだったりするのかもしれません。

最後に、エンジニアや、エンジニアを目指す学生さん、SF好きな方には是非見てほしい作品だと思っています。 人づてに聞いた話だと、アメリカのどこかの大学では本作を授業中に見せているとのことです。 日本でもこの手の作品がもっと身近になるといいのではないかな※と個人的には思います。 (※暴力的なシーンやグロテスクな表現もあるため、なかなか日本の授業の教材に利用するのは難しそうですが。。。)

以上、とりとめもない所感でした。 ウエストワールド、噂によるとシーズン2が作られているらしいのですが、正直シーズン1がいい終わり方になっているので、あまり余計な続きを作らない方が良いのはではないかなと思っています。