otokunaga returns

人生の所感およびプログラミングメモ帳

感想「未来の働き方を考えよう」

            今日は,タイトルの本を読み,結論から述べるとキャリア設計について参考になりました.

この本の大きな主張の1つに「職業人生は2回ある」という考えがあります.

これは,これまでの日本では,一度就職した後,定年まで勤め上げるというスタイルであったが,これからは新卒で就職した会社で構築したキャリアや考え方などをもとに40代からでもキャリアチェンジが可能であるという考えです.

本の中では,海外旅行を例に,一回目の旅行は知識がないためパッケージ旅行を選択するが,2回目からは,経験があるのでより自由に旅行をするようになると主張されています.これを職業にあてはめると1回目の就職では,リスクなどを考え皆と同じような職業選択を行います.しかし,2度目の選択では自分のやりたいこと,やりたくないことが洗練されているため,自分オリジナルな道(職業)を選ぶことが可能という点を主張されています.

また,本書では際にやりたいことを会社員として働いている間に身につけることの大切さについて説明されている.もし,働きながら自分のやりたいことが見つかったならば,それこそが僥倖であるとも書かれています.

ここからは,私自身の上記やりたいことに関する私見について述べます.私自身も,このやりたいことを見つけるという点が非常に大事だと考えており,博士課程を出た後の将来設計などにはこのやりたいことをやれる環境を徹底的に考えて,キャリア形成したいと考えています.つまり,博士課程に進んだからといって,そのまま何も考えず安直な職種選択をすることはしたくなく,きちんと自身の適正と興味を持てる職種につきたいというのが今現時点での本音です.

最後に,本書を通じて,キャリア形成について見直すことが出来たため良かったと思います.やはり,定期的にこういった本を読むと別の視点が得られて非常に得した感があります.

 

今回の記事は以上にになります.